所属は?
消防局 予防部 指導課 消防同意事務センター
役職(性別),これまでの経歴は?
消防士長(女性)
平成25年10月~平成26年3月:消防学校 教養課 初任教育生
平成26年4月~平成28年3月:東山消防署 予防課 予防担当
平成28年4月~平成28年9月:東山消防署 警防課 第三部 救急隊員
平成28年10月~令和2年3月:南消防署 消防課 予防担当
令和2年4月~:予防部 指導課 消防同意事務センター
※令和3年3月現在の内容です。
ある1日の流れ
時間 | 仕事 |
8:30 | 出勤,ミーティング,メールチェック |
9:00 | 各行政区の消防署への消防同意に関する資料の送付や必要事項のやり取り |
10:00 | 消防同意に関する事前相談への応対 |
12:00 | 昼休み |
13:00 | 消防同意に関する事前相談への応対 |
16:00 | 消防同意の審査 |
17:15 | 退庁 |
仕事内容は?
建物の新築などを計画する場合,防火上の安全確認のために,消防設備や建築物の防火に関するあらゆる法令に問題がないか,消防機関によるチェックが必要となります(「消防同意」と言います。)私が働いている部署では,計画段階から設計事務所の方と協議を行ったうえで,京都市内の全ての事業用建物について,消防同意に関する審査を行っています。
就職先として京都市を選んだ理由は?
京都市の消防職員として勤務していた父の影響が大きいです。消防隊や救助隊として,市民のために働く姿に憧れ,私も京都市消防局で働きたいと思い,受験しました。
職場の雰囲気は?
(職場の男女比 男性 5名 女性 3名)
現状の法令のなかで,防火上安全な建物となるためにどう解決していけばよいか,ベテランや若手関係なく意見を出し合える,活気ある雰囲気の職場です。
仕事のやりがいはどんなこと?
火災予防の仕事は,将来起り得る火災を防ぐことや火災の被害を減らすことを,法令に照らして“今”考える仕事です。「将来助ける誰かのための業務」にやりがいを感じています。
仕事の中で困難だった出来事は?
年間3,000件を超える消防同意の審査を行ううえで,法律上の審査期限を超えることができないことから,緊張感を持って審査や書類の管理に当たっています。
ワークライフバランスのためにどんなことを?
地域に貢献したいという思いから,休日は近くの商店街で買い物をするようにしています。お店の方と,おすすめの野菜について会話をすることで,私自身も気持ちのリフレッシュに繋がっています。
京都市で働く魅力は?
京都市内の美しい景観や意匠の建物の事前相談や消防同意を審査する際,消防隊が進入する窓や消防用設備の位置などについて,設計事務所の方の思いと,防火の基準をどうマッチさせるかを検討できることは,京都市で働く魅力だと思います。