第8回(令和3年8月18日更新)消防職

所属は?

京都市消防局 中京消防署 消防課 日勤機動救急隊

役職(性別),これまでの経歴は?

消防士長(女性)
平成20年10月~平成21年3月:消防学校 教養課(初任教育)    
平成21年4月~平成22年9月:東山消防署 予防課     
平成22年10月~平成24年9月:東山消防署 警防課 救急隊
平成24年10月~平成30年3月:中京消防署 警防課 救急隊
・平成25年8月~平成26年3月:救急救命士養成課程(国家試験)
・平成28年1月~平成29年3月:育児休業取得
平成30年4月~令和3年3月:上京消防署 警防課 救急隊
・令和 元年8月~令和3年3月:育児休業取得
令和3年4月~現在:中京消防署 消防課 日勤機動救急隊

ある1日の流れ

時間 仕事
8:30 出勤,交替点検,車両及び機材点検
9:00 ミーティング
9:30 救急出動
10:30 部隊での事例検討
11:30 救急出動
12:00 昼食
13:00 救急活動訓練
14:00 事務処理(救急活動記録作成)
15:00 救急出動
17:15 退庁

仕事内容は?

 救急隊員として,現場での応急処置や救急車の運転をしています。救急救命士の資格を所持しているので,重症者に対して,点滴等の救命処置も行います。
 救急隊は通常24時間勤務ですが,私の所属する日勤機動救急隊は昼間のみの勤務です。増加する救急出動件数への対応と子育て中の職員等の働き方改革のため,令和元年に新設されました。

就職先として京都市を選んだ理由は?

 大学生の時,研究の一環で女性消防士にインタビューを行いました。それまで,私の消防に対するイメージは,男性の仕事というものでしたが,インタビューにより認識が変わり,懸命に活動される姿に感銘を受けました。そして,消防士になるなら,生まれ育った街のために役立ちたいと思い,京都市を選びました。

職場の雰囲気は?

(職場の男女比 男性4名  女性2名
 日勤機動救急隊は,6名のうち3名が交替で救急車に乗って出動します。救急車に乗っていない日は,火災予防業務等も行います。昼間のみの勤務なので,育児や介護で夜勤が難しい職員が配置されています。保育園のお迎えや家族の急病の際などは,職員同士で助け合って働いています。

仕事のやりがいはどんなこと?

 私たちは,不安を感じている傷病者やその家族に接するとき,自分の対応ひとつで不安を和らげることができると信じ,誰に対しても丁寧に対応するよう努めています。救急車内や病院で傷病者の容態が良くなった時は,消防職員としてのやりがいを感じます。

仕事の中で困難だった出来事は?

 心肺停止やひどい怪我で1分1秒を争う現場や,家族や周囲が見ている中での活動では特にプレッシャーを感じます。訓練や,多くの出動で得た経験を生かし,落ち着いて活動することを心掛けています。

ワークライフバランスのためにどんなことを?

 長女,長男の出産を契機に,それぞれ約1年半の育児休業を取得しました。妊娠中は周りに支えられて働くことができましたし,職場復帰後も希望する業務(救急隊員)を諦めることなく続けられています。他の女性職員も消防隊員や管理職等あらゆる部署で活躍していますし,男性の育児休業の取得も増えてきました。

京都市で働く魅力は?

 世界に名を知られた京都市は日本の顔であり,ここで働けることにとても魅力を感じています。救急現場や救助現場では,旅行中の事故や病気で不安な方に寄り添ったり,日本の宝である文化財を火災から守るのは,京都市ならではの経験です。