一般事務職:障害のある方対象試験【令和4年度】

所属は?

行財政局 市税事務所 納税室 納税第四担当

これまでの経歴は?

令和3年4月~:行財政局 市税事務所 納税室 納税第四担当

ある1日の流れ

時間 仕事
8:30 出勤、メールチェック、当日の収納確認
9:00 銀行にて財産調査
10:30 差押調書の起案・発送、照会文書の起案
12:00 昼休み
13:00 照会回答の確認、電話応対
15:30 郵便物の集計等
17:15 退庁

仕事内容は?

 京都市に納めていただく税金のうち、市・府民税と固定資産税、軽自動車税の滞納整理を担当しています。
 うっかり納付を忘れている方に手紙で催促したり、納付が困難な事情を抱えている方の相談に乗ったり、長期間にわたり納付も連絡もない方に対しては、財産調査をして差押を行ったりします。

就職先として京都市を選んだ理由は?

 西陣で生まれ育ったので、子供のころから伝統産業に触れる機会が多かったのですが、家の近所でも廃業される方が多く、伝統産業の振興に携わりたいと考えました。最初に興味を持つきっかけになった小学校での伝統文化体験の授業が、京都市が行っている取組の一つであると知り、京都市を志望しました。

職場の雰囲気は?

(職場の男女比 男性 14名  女性 9名
 担当する案件は違いますが、納税担当の職員は全員同じ徴収業務を行っています。調査に行き詰まったり、対応に困ったりしたときは、すぐに周りに相談できる心強い職場です。
 また、自分のペースで仕事を進めることができるので、休暇の取得や短時間勤務などもしやすく、誰かが休んだ時にはお互いにフォローし合える働きやすい職場です。

仕事のやりがいはどんなこと?

 一口に滞納者と言っても、滞納に至った経緯や生活状況は、十人十色です。調査を通して実情を把握し、案件ごとに必要なアプローチを自分なりに考えて取り組めるところに、やりがいを感じます。成果が数字としてはっきり表れるのも、モチベーションにつながりますね。

仕事の中で困難だった出来事は?

 税金を納められない方は、生活に困難を抱えておられることも多いです。一方で、納税は国民の義務でもあるため、生活に配慮しつつも納税してもらうためにどのように話を進めればいいか、悩むことも多いです。まずは減免や猶予の制度を適用できるかどうか、話をじっくり聞くようにしています。

京都市で働く魅力は?

 京都は長い歴史の中で数多くの伝統・文化を育んできた町で、京都市役所の近辺を歩くだけでも歴史の舞台になった場所の多さに驚かされます。そういった歴史ある町を支える仕事の一翼を任っていると思えるのは、京都市ならではだと思います。