令和2年度
一般技術職(環境)
環境政策局 地球温暖化対策室 担当係長 藤田将行 Fujita Masayuki 平成22年度採用

同時解決型の環境対策

 京都市は,2050年までにCO2排出量正味ゼロを目指す決意を全国に先駆けて発信し,今,その動きは全国の自治体に広がりつつあります。そうした動きの中,私は現在,地球温暖化対策条例の見直しや次期地球温暖化対策計画の策定に関する業務に携わっています。正味ゼロの達成には,これまでの延長線でない取組の大きな転換が必要で,計画の策定にあたっては,環境以外の側面から,人々が自然にエネルギー消費量を減らせるような仕掛けづくりも重要と考えています。
 例えば,太陽光パネルや熱効率の良い住宅の普及を進めると,産業の育成や経済効果が期待できます。離れて暮らす家族の同居が進めば,消費エネルギーの削減と同時に高齢者の孤独死を防ぐことが可能です。みんなが様々な観点から動き出さなければ,地球温暖化対策は前に進みません。京都議定書誕生の地であり,環境先進都市と言われる京都市から,数十年先の高い目標に果敢に挑むための対策を検討し,世界に発信していければと思います。