一般技術職（機械）【令和4年度】

交通局高速鉄道部技術監理課

係員（男性）
平成28年4月～：交通局高速鉄道部技術監理課

　地下鉄の施設やバス営業所の機械設備に関する保守管理，更新工事を主に担当しています。
　機械設備とは，空調，換気，給排水，消火設備などを指しますが，開業以来ずっと稼働し続け，老朽化しているものも多いことから，計画を立てて更新工事を実施しています。　

　私は京都市の出身ではありませんが，他の都市にはない歴史，文化，伝統に魅力を感じていたことから，京都市で働きたいと思い，就職しました。

（職場の男女比　男性 22 名　　女性　4 名）

　技術監理課は，監理担当，土木担当，建築担当，機械設備担当に分かれており，私が属している機械設備担当は係長2名，係員6名の合計8名で仕事をしています。若手からベテランまで幅広い年齢層の職員がいますが，仕事で困った時には相談しやすい良い職場だと感じています。

　市バス・地下鉄を安心・快適にご利用いただくための多くの機械設備は，利用者の目に触れない所にあるのですが，設計から工事，監理までを担当し，工事を完了させたときは，自身の業務も運行の一助となっていることを実感でき，やりがいを感じます。

　地下鉄の運行に影響がある機械設備については，営業終了後の夜間に工事をすることとなるのですが，計画通りに進まず，工期間近に連日の夜間対応となることもありました。その時は，限られた時間内で工事を終わらせられるよう，施工業者と内容や手順の調整を綿密に行い，自身の体調管理も徹底するように心掛けました。

　工事の過程でトラブルが発生した場合は急な対応を要することもありますが，基本的には自分のペースに合わせて業務を進めることができるので，休暇は取得しやすいと思います。また，育児休業については，所属する職員が性別を問わず取得しています。

　市内の交通網の大部分を担う市バス・地下鉄は，市民の方だけでなく観光客の方も利用されます。たくさんの方に必要とされる市バス・地下鉄を支えることができることは大きな魅力だと思います。