消防職

所属

消防局 西京消防署 消防課

役職、これまでの経歴

消防司令補(消防隊隊長)
※役職は、令和4年度現在

平成28年4月~平成28年9月:消防局 消防学校 教育管理課
平成28年10月~平成30年9月:中京消防署
平成30年10月~平成31年3月:北消防署
平成31年4月~令和3年3月:消防局 総務部 人事課
令和3年4月~:西京消防署

ある1日の流れ

時間 仕事
8:00 出勤、交替前の準備
8:30 交替、車両積載資器材の点検
9:30 消火訓練
12:00 体力錬成、昼食
13:00 市民や事業所に対する防火指導、地水利調査
17:30 体力錬成、夕食
19:00 ミーティング
19:30 事務処理、消防団との合同訓練
23:00 仮眠
6:00 車両及び庁舎清掃、申送り
8:30 退庁

仕事内容は?

 災害現場では、消防隊長として、活動方針を迅速に判断し、隊員の安全管理を行う立場にあります。現場活動を安全・確実・迅速に行えるよう、日々災害を想定した訓練を行っています。
 その他にも、地域の災害対応力の強化を図るため、事業所や市民への防火指導、避難訓練の指導、消防団や自主防災会への指導等の業務を担当しています。

就職先として京都市を選んだ理由は?

 祖父母の家が京都市にあり、土日にはよく訪れていました。穏やかな京都市の街並みが好きで、世界有数の観光都市である京都市で働くことに憧れを抱いていたため、京都市に就職しました。

職場の雰囲気は?

 私の職場では災害対応をする職員が23名います。24時間共に勤務するのでチームワークが良く、仕事での質問や相談がしやすい、働きやすい職場です。消防局では、女性が活躍できる職場づくりを目指しており、災害対応で活躍する女性職員も年々増えています。

仕事のやりがいはどんなこと?

 「市民の命を守るため」に日頃から訓練をしているので、災害現場で要救助者のために訓練の成果が発揮できたときに特にやりがいを感じます。
 また、防火指導をして市民の方の理解を得られたときや、事業所の防火上の不備事項を是正したときなど火災を未然に防ぐことができたときも、「市民の命を守る」ことにつながるため、やりがいを感じることができます。

仕事の中で困難だった出来事は?

 あらゆる災害を想定して日々訓練をしていても、災害現場は常に緊張感に満ち、状況の変化が目まぐるしく起きるため、隊員間の連携がうまく取れないことがあります。その対策として、訓練はもちろんのこと、常日頃から部下職員とコミュニケーションをとるように心がけています。

ワークライフバランスのためにどんなことを?

 仕事につながるリフレッシュ方法があれば、仕事、生活の充実を図ることができると思います。
 私は、体力錬成と管内事情の把握を兼ねて、自宅周辺をランニングしたり、災害出動する管轄内の山に登ったりすることで心身の充実を図っています。

京都市で働く魅力は?

 京都市には火災対応が困難な、伝統的な木造住宅密集地域や日本を代表する文化財が多くあり、これらを守るという使命感を感じながら働くことができます。また、京都市は政令指定都市で、規模が大きい自治体であるため、災害対応以外にも火災予防業務等のあらゆる業務が経験できることが魅力です!