所属
教育委員会事務局 教育相談総合センター・指導部生徒指導課
これまでの経歴
平成21年4月入庁
平成21年4月~現在:教育委員会事務局 教育相談総合センター・指導部生徒指導課
ある1日の流れ
時間 | 仕事 |
8:45 | 出勤・メール・決裁の確認 |
9:30 | 電話相談・メール相談・SNS相談各窓口の相談報告の確認 案件に応じて職場や学校と情報共有し、連携して対応 |
10:15 | 生徒指導課事業に関する打合せ・次年度に向けた事業計画及び予算要求等の検討・対外的な説明資料の作成 |
12:00 | 昼休み |
13:00 | 新規申込ケースの担当決め |
14:00 | カウンセリングルーム等の相談環境整備・担当事業の進捗確認・教職員を対象にした研修企画打合せ等 |
15:00 | ケース検討会議 |
16:00 | カウンセリング業務・記録作成 |
17:30 | 退庁 |
仕事内容は?
カウンセリングセンターの担当係長としてセンターの相談業務の運営・環境整備、教職員向けの研修会企画・運営、啓発・研究冊子の編集・執筆等の業務を担当しています。
また、生徒指導課の担当係長としてスクールカウンセラー・スクールソーシャルワーカー事業や電話相談・SNS相談窓口の運営等の業務も担当しています。その中で、予算要求や議会対応、事業の企画など行政的な業務も行っています。
就職先として京都市を選んだ理由は?
前職は、臨床心理士として、教育相談総合センター(こどもパトナ)カウンセリングセンターの非常勤カウンセラーや京都市・京都府でのスクールカウンセラーの仕事をしていました。その中で「教育相談」と「生徒指導」の部門と教育支援センター「ふれあいの杜」が一体化し、密な連携のもと児童生徒への支援を行うという京都市の教育相談体制のすばらしさを肌で感じ、直接、子どもや保護者と接するだけでなく、より幅広く教育行政における教育相談体制の理想形を追求する仕事に取り組みたいと思い、京都市の職員となりました。
職場の雰囲気は?
カウンセリングセンターと生徒指導課の職員が同じ執務室で働いているため、常に多くの職種の人と肩を並べて仕事をしています。必要に応じて情報共有や連携を行い、子ども達の健全育成に向けた手立てを共に考え、協働して支援にあたることのできる職場です。
仕事のやりがいはどんなこと?
これまでに培ってきた臨床心理学の知識・経験を活かし、カウンセリングセンターやスクールカウンセラー・スクールソーシャルワーカー、電話相談窓口等のより効果的な体制づくりや連携体制の充実に取り組むなど、京都市における教育相談・生徒指導施策全体のデザインに携わることができることが一番のやりがいです。
仕事の中で困難だったことは?
現職に就くまでは心理士として主にカウンセリング業務に従事していたため、最初の数年間は、初めて体験することばかりで、それまでの心理士としての仕事との乖離に戸惑うことの多い日々でした。
職務を十分に果たせているか不安になることもありましたが、行政職の先輩方が丁寧に教えてくださり、また、同僚からの様々なサポートのおかげで、仕事のやり方を身に着け、乗り超えることができたと思っています。
ワークライフバランスは?
京都市全体での取組と同様、職場でも毎月16日や毎週水曜日等をノー残業デーと定め、定時退庁するよう努めています。私自身は、趣味のサイクリングや映画鑑賞、読書などを通じて心身のリフレッシュを行うとともに、業務に活かせる新たな視点を得られるよう子ども達の間で流行している作品などにも触れる時間を持つようにしています。
京都市で働く魅力は?
京都市における教育相談の始まりは昭和20年代にまで遡ります。その歴史ある教育相談体制を時代に合わせてよりいっそう洗練させ、学齢期の子どもとその保護者が必要な時に気軽に相談できる環境を充実させることに「公」の立場から関われることが大きな魅力の一つです。