所属は?
上下水道局 技術監理室 水質管理センター 水質第1課
これまでの経歴は?
上下水道局 技術監理室 水質管理センター 水質第1課 令和5年4月~現在
ある1日の流れ
時間 | 仕事 |
8:30 | 出勤、ミーティングなど |
9:00 | メールチェック、採水準備、現場へ出発 |
9:30 | 原水及び沈澱水の採水 |
11:00 | 帰着後、採水サンプルの水質試験準備 |
12:00 | 昼休み |
13:00 | 採水サンプルの水質試験 |
15:00 | 水質試験結果の解析、資料作成 |
16:30 | メールチェック、翌日のスケジュール確認 |
17:15 | 退庁 |
仕事内容は?
京都市の家庭や事業所へ安全・安心な水道水を届けるため、琵琶湖の原水から浄水場、市内給水栓に至るまでの水質管理を一貫して実施しています。具体的には、琵琶湖の原水中に含まれる水ににおいをつけるプランクトンを監視することや、精密機器を用いたかび臭物質の定量を行うことで適切な浄水処理を行っています。
就職先として京都市を選んだ理由は?
私が京都市を就職先として選んだ理由としては、世界的に注目されている文化都市であり、街の発展に貢献したいと思ったからです。特に人々の生命にかかわる水を安全・安心に届けるインフラ事業は化学の知見を活かして暮らしに貢献することができるため魅力に感じ、京都市上下水道局を選びました。
職場の雰囲気は?
入局前は、上下水道局における化学職の仕事についてイメージがあまり湧かず、知識も浅かったため、興味を持つ一方で不安に思うこともありました。しかし、入局後職場の雰囲気は明るく、親切丁寧に教えてくださる方々ばかりでしたので、楽しく仕事に励むことができています。
仕事のやりがいはどんなこと?
近年、琵琶湖のかび臭問題が着目されており、においを除去した高品質な水道水を毎日届けるための水質管理業務は細かい手技が求められ、非常に重要であると共にやりがいを感じています。また、調査研究等、将来の上下水道事業の運営に有益となりうる技術開発にも取り組んでいます。
仕事の中で困難だったことは?
AIを用いたかび臭予測についての調査研究です。AIは未経験分野のため、1から習得する必要がありましたが、文献やWEBの調査の他、AIに精通している方々から教えていただいたことにより、発表に至る成果が得られたことで成長に繋がったと感じています。
ワークライフバランスは?
ワーク・ライフ・バランスについては、非常に整った制度があると感じています。時間単位で年次有給休暇を取得できることや、他にも5日間の夏期休暇等、多くの休暇制度があるため、メリハリをつけて仕事に取り組むことができます。
京都市で働く魅力は?
前職は、民間企業で研究開発をしていたのですが、前職と大きく異なるのは、仕事とプライベートをバランスよく両立できる点だと思っています。また、職場の方々とは気さくに何でも話すことができ、お互いに助け合う風土があることも働きやすさの要因であると思います。