現在の業務内容について

～大好きな京都から、サステナブルな未来を世界に広めたい～

地球温暖化対策の一環として、市民の方々に脱炭素型ライフスタイルへの転換を促す取組を、事業者や有識者の方の協力を得ながら進めています。その具体的なアクションの一つが、京都市内を中心に回収した古着を再循環させる「RELEASE⇔CATCH（リリース・キャッチ）」。2022年夏と秋には、ファッションやカルチャーをテーマに持続可能な暮らしを考えるイベント「循環フェス」を開催し、若い世代を中心に多くの方に御参加いただきました。今後もイベント内容の充実や循環の成果の見える化などを通して、より多くの方に脱炭素型ライフスタイルの魅力を楽しく分かりやすく伝えていきたいと考えています。同時に脱炭素化に向けた国際連携にも関わり、COPをはじめ、気候変動に関する国際会議といったグローバルな舞台で本市の取組を積極的に発信し、海外の都市との先進事例の共有を行っています。こちらの業務では「京都議定書誕生の地」としての京都が果たす役割の重要性やそれに対する世界の人々の関心の高さを実感しています。

若手職員の頃はメディア対応や観光誘客、ふるさと納税などの業務に携わり、京都市が訴えたいことを印象的に伝えるための「翻訳」に努めていました。その一つが「日本に、京都があってよかった。」という広告などに用いたキャッチコピーで、これは京都が世界の宝、日本の宝であることをアピールするために作成されたものです。一見、現在の地球温暖化対策の業務と関係がないような感じですが、京都市の底知れない魅力を広く分かりやすく伝えるという意味ではこうしたシティセールスでの経験をいかせていると思います。

京都に生まれ育ち、このまちが大好きで、将来にわたって役に立てる人間になりたいと市職員になりました。業務を通して京都の魅力を再発見し、それを次のポジションに生かせる仕事はなかなかないと思います。京都に可能性を感じていて何事にも前向きな人、ぜひ一緒に仕事をしましょう。

主な経歴