令和3年度から5年間の都市経営の基本となる「はばたけ未来へ!京(みやこ)プラン2025(京都市基本計画)」では、SDGs、レジリエンスの重要性の高まりなど、時代潮流を踏まえ、市民力・地域力・文化力をいかして、生活者を基点に、参加と協働で未来を切り拓くことを理念として、5年後に目指すべき京都の6つの未来像、そして未来像を実現するために特に優先的に取り組むべき8の「重点戦略」等を掲げています。
-
1多様な文化を創造・発信する世界の文化首都・京都戦略
子どもたちが文化芸術に触れる機会を創出する伝統文化親子教室
-
2都市環境と価値観の転換を図る脱炭素・自然共生・循環型まちづくり戦略
2050年のCO₂排出量正味ゼロの実現に向けた「1.5℃を目指す京都アピール」
-
3京都ならではのはぐくみ文化が広がる担い手成長支援戦略
左:京都ならではの伝統文化を次代へ引き継ぐ「伝統文化体験」の全小・中・高等学校での実施
右:8年連続保育所等待機児童ゼロを達成 -
4人生100年時代に対応する地域力・福祉力を高めて支え合うまちづくり戦略
左:「地域コミュニティ活性化ビジョン」を策定(令和4年1月)
右:防災や防犯、高齢者や児童の見守りなど、住民同士のつながりづくりを支援する取組を推進 -
5いのちとくらしを守り、都市の活力を支える強靭なインフラ整備戦略
左:雨に強いまちづくりの実現に向けた雨水幹線の整備
右:世界遺産・上賀茂神社の参道にある「御園橋」の改築工事が完了し、令和3年6月全面開通 -
6歩いて楽しい持続可能な都市を構築する土地・空間利用と都市機能配置戦略
災害時を想定した路地の安全確認
-
7京都の文化、知恵を生かした社会・経済価値創造戦略
ものづくりベンチャー企業の事業化支援等を行う拠点
-
8市民生活の豊かさと文化の継承・創造につなげる観光の京都モデル構築・発信戦略
持続可能な観光をこれまで以上に進めていくために、 「京都観光行動基準(京都観光モラル)」を策定