一般技術職(農業)

所属

産業観光局 京北・左京山間部農林業振興センター

これまでの経歴

平成31年4月入庁
平成31年4月~現在:産業観光局 京北・左京山間部農林業振興センター

ある1日の流れ

時間 仕事
8:30 出勤、メールチェック
9:00 決裁事務など
10:30 農家からの営農や補助事業に関する相談対応
12:00 昼休み
13:00 圃場巡回
16:00 圃場写真や聞き取り内容の整理
17:15 退庁

仕事内容は?

 京北・左京山間部農林業振興センターの農政及び担い手支援担当の仕事を受け持ち、技術面から経営面まで農業に関する相談に幅広く対応し、支援を行っています。その中でも私は、京都市独自でブランド化を推進している新京野菜の生産振興や、営農相談や圃場巡回を通して新規就農者を支援する仕事に従事しています。

就職先として京都市を選んだ理由は?

 昔から植物や自然が好きで、大学で農業分野を学んだこともあり、農業に関する仕事に携わりたいと思っていました。出身が京都なので、京都でより農業の現場に近いところで働きたいという想いから、京都市を選びました。

職場の雰囲気は?

 全員で16人と、それほど人数の多い職場ではないので、まとまりがあり、アットホームな雰囲気です。それぞれが地域の農業、林業、内水面漁業を支える業務に携わっており、分野は異なりますが、担当の垣根を越えて情報共有や意見交換を行っています。

仕事のやりがいはどんなこと?

 農業の現場では高齢化による担い手不足など多くの課題がありますが、一方で、新たな経営に挑戦したい、将来の農地を守りたいといった想いのもと活動されている農家がいらっしゃいます。農業職として、そのような方々に寄り添いながら支援ができることにやりがいを感じています。

仕事の中で大変だと思うことは?

 農家個人ではなく複数の団体と調整しながら事業を進める場では、様々な意見が出ることも多く、円滑に進めることが難しいと感じることもあります。日ごろから現場に出向いてコミュニケーションをとり、関係者一人一人と信頼関係を築いていけるように心がけています。

ワークライフバランスのためにどんなことを?

 外勤先が職場から遠い場合は、半日休や時間休(1時間単位の有給休暇)を利用して自宅から直接現場へ出向くなど、時間を有効活用できるように心がけています。また、上司が休暇取得を勧めてくれる環境でもあり、周りのフォローもあるため、充実した休みを過ごすことができます。

京都市で働く魅力は?

 京都市では、都市農業や中山間地農業など農業にも様々なカタチがあり、現場で多様な経験を積めるのが魅力の一つです。また、京野菜の歴史ある伝統・文化を守っていくだけでなく、「新京野菜」のような新しい伝統作りに携われることにも魅力を感じています。