現在の業務内容について

～京都市の未来を、確かな形で拓きたい！～

生まれ育った京都をより一層魅力的なまちにしたいと思い、土木職として入庁しました。長く道路に関わる仕事をしてきた中で、様々なプロジェクトに携わらせていただきました。例えば、「京都駅八条口駅前広場整備事業」では、バスやタクシーなどの多くの車で混雑していた風景を一新し、公共交通の乗継利便性の向上を図るなど、観光都市・京都の玄関口にふさわしい整然とした空間を実現しました。京都駅西部エリアにおける水族館誘致をはじめとする梅小路公園の周辺整備も思い出深い仕事です。

また、維持管理や防災減災に関わる仕事にも携わりました。なかでも、土木事務所長時代、台風・豪雨の際に職員一丸となって災害対応にあたったことは、まさしく市民の方々の生命と財産を守る大切な仕事であり、一生忘れられない経験になりました。

現在は、浸水被害から市民の方々を守る河川改修事業や、老朽化した護岸の改修と併せて魅力ある水辺環境を創出する「高瀬川再生プロジェクト」などに取り組んでいます。

このようなプロジェクトや維持管理・防災の仕事は、京都が未来にわたって発展し続け、安心して暮らしていけるような“まち”をつくることであり、土木職としての醍醐味でもあると考えています。

これまでの歩みを振り返り、技術系公務員にとって大切だと思うことは、専門技術を磨くと同時に、社会動向などをいち早く知るために常にアンテナを立てておくこと。市民の方々が求めているもの、これからの社会に必要なものを考えたうえで、専門技術をいかすことが求められていると思います。もちろん簡単ではありませんが、それだけにやりがいがあり、面白い！「京都市の未来を、確かな形で拓きたい！」そう思う人はぜひ、未来に誇れる京都の“まち”を一緒につくっていきましょう。

主な経歴