所属は?
文化市民局 動物園 種の保存展示課
これまでの経歴は?
令和2年4月:入庁
令和2年4月~現在:文化市民局 動物園 種の保存展示課
ある1日の流れ
時間 | 仕事 |
8:30 | 朝礼、動物確認、出室、餌やり、寝室の清掃 |
11:30 | 餌作り |
12:00 | 昼休み |
13:00 | 動物確認、餌やり |
13:30 | 教育プログラム実施 |
14:10 | 動物収容、餌やり、グラウンドの清掃 |
16:30 | 最終作業、動物最終確認 |
17:00 | 事務作業 |
17:15 | 退庁 |
仕事内容は?
現在、サル類、シカ、ゴリラを担当しています。動物を健康に飼育管理することが主な仕事で、具体的には動物舎の清掃、餌やり、健康観察などを行っています。飼育業務以外では、教育プログラムの実施やイベントの企画運営、種の保存のための繁殖計画の検討なども行います。来園者に動物の素晴らしさを伝えることで、動物と人間の関わり方について興味を持ってもらえたら嬉しいなと思いながら働いています。
就職先として京都市を選んだ理由は?
小学生の時に参加した動物園のサマースクールがきっかけで、それ以降の私の将来の夢は「動物園の飼育員」でした。京都市動物園は研究や動物福祉に早い段階から力を入れている動物園というイメージがあり、京都市を選びました。
職場の雰囲気は?
動物の健康診断など、飼育員総出で実施する共同作業もあり、先輩から色々なことを教えてもらえます。先輩後輩関係なく話ができて、和気あいあいとした職場です。
仕事のやりがいはどんなこと?
動物相手の仕事に人間の都合は関係なく、年末年始もなければ、たとえ天気が雪でも仕事はあります。それでも、自分が設置した遊具に動物たちが反応してくれたり、来園者が動物を見て興味を持ってくれたりした際には、大変やりがいを感じます。
仕事の中で困難だった出来事は?
当たり前のことですが、動物は言葉を話さないため、辛いこと、痛いことなどはこちらが観察して気付く必要があります。動物の出すサインを見逃さないこと、必要に応じて獣医と協力して治療を行うことは、常に仕事の中で一番難しいことだと思っています。
ワークライフバランスのためにどんなことを?
私は趣味で週に1回合唱をしています。息抜きにもなるので、仕事とは関係のない繋がりも大切だと感じます。現在の職場では、2人1組で仕事をしており、ペアの相手と調整がつけば休暇が取れるため、比較的休暇も取得しやすい職場です。
京都市で働く魅力は?
京都市動物園は、自分がやってみたいと思ったことを具体化することができれば、比較的色々なことに挑戦できる動物園だと思います。より良い仕事内容を自分で考えて実施し、成功したときは、とても達成感があります。